コラム ノンセクの出会い

同じ"ノンセク”の人との出会いの話

2020年3月22日

自分自身が
ノンセクシュアル
という言葉に出会い、その意味を知り、自認して

にわ
自分と同じような人って
どれくらい周りにいるのだろうか。。。
仮にもしいるのだとしたならば
実際に会って話をしてみたいな、、、

そういった興味を抱くようになりました。

そこで自分なりに色々と行動してみて、
まだまだ数少なくはありますが、
様々なノンセクの人たちと出会えました

その体験談と言っては何ですが
どういう風に自分が同じノンセクの方々と交流を持てたか
綴っていこうと思います。

Contents

そもそも自分と同じような人は周りにいる?

 まず自分の友達の中にはこういった価値観の子は
 少なかったと思います。
 当たり前のように恋人を作り、結婚、出産。
 遊ぶ時には所謂恋バナ。それが普通でした。
 でももしかすると腹割って話せば、
 「ノンセク」を知らなくったって
 似たような感覚を持った人はいるのかなと思います。

出会いたいと思ったきっかけ

 世間一般的な女子たちが好きな「恋バナ」
 誰が誰と付き合って~とか、どこまでどうして~とか。
 そういった類の話って、何とも気乗りしない。
 友達の結婚は嬉しいけど、自分はしたいと思わない。
 同じような価値観を持ってて、悩んでる人が
 自分以外にもいたら、普通の日常会話が
 圧倒的に楽だろうなぁ。
 そう思えたのが一番大きなきっかけです。

ノンセク同士の同じ価値観

 やはり出会って交流してみると
 とりあえず話してるのが楽で、自分のターンも気にしない。
 そして唯一揺るがない共通点は
「人と恋愛できても、その先の行為に必要性を感じない」
 というところでした。
 また、恋愛対象が比較的に同性が多い様な気もしました。
 どこもどこか“ノンセク”とリンクしやすい点な気もします。

ノンセク同士で違う価値観

 ただ、同じノンセクでも、
 所謂性行為に至るまでに経験するであろう
「手をつなぐ」「腕を絡める」「ハグ」「キス」
 などの類の行為に対しては個人によって差がありました。
 私は自分からそういった行為をする【必要性】を感じないのですが
 相手からスキンシップを取られることは嫌ではない。
 ただ、行為そのものはいずれにせよNGという感じです。

パートナーを求める場合

 「将来的にパートナーが欲しい
 そう思うか思わないかで、
 こういった交流は必要性を問われます。
 正直人とそれほど繋がりを求めない人もいると思います。
 自分は将来的に一緒に生きていける相手が欲しいので
 積極的に活動しようと思いました。

どうやって知り合うの?

 では、ノンセクの人たちと故意的に出会うために
 どう行動したらよいのでしょう。
 これは実体験の話でしかないので
 勿論これ以外にも選択肢はたくさんあると思います。
 その上で見てくださいね。

掲示板

 ノンセクを疑う前に一度通りやすいと思われる道が
「自分は同性も対象なんじゃないか」という考えです。
 そもそも自分は、実際に異性に対してより同性に対して
 魅力的に感じる部分が、余りにも多かったので
 そういう専門の掲示板を探し、
 一度何人かとやり取りをすることにした結果、
 そこから奇跡的に「ノンセク」の子と
 知り合うことになりました。
 それが後のAちゃんで「ノンセク」という言葉を
 知るきっかけをくれた出会いでした。

SNS

 今時どこにいてもつながることのできる便利なツール。
 そんな中でも「ノンセク」と検索してヒット数が多いのは
 Twitterかなと思います。
 まだInstagramに関しては投稿は少ない気がします。
 同性カップル等はYoutubeに出てたりするのも見ますが
 ノンセクのカップル等はあまり見かけたことがないです。
 1度Twitterで主催されておられた“ノンセクオフ会”に参加し
 そこでも実際に足を運ぶと7~8名くらいおられたので
 母数としては少ないものの、まだまだSNS内にいつつも
 外に出ていない人は沢山いるような気もします。

お店でのオフ会

 ここでの出会いがかなり自分としては大きかったです。
 大阪のとある女性専門のバーに行った際に
 開催されているのを知り一人で参加しました。
 普通はシングルオフや、〇〇代限定とか、ボイ好きとか、
 そういう縛りが多くみられる中で
 貴重な機会を設けて下さった
 オーナーさんには感謝しかないです。

 実際に参加した時6名程の少人数ですが、
 自認したきっかけや、普段の事まで和気あいあいと話せて
 もうすぐ1年ですが、今でも繋がりが途絶えていません。
 また、詳しくは別記事で書きますが、
 自分にとって救いとなる
 コミュニティが初めてできた瞬間でした。

まとめ

 同じ“ノンセクシュアル”同士でも、
 違う部分があったりして面白く、
 そしてこれからも繋がりを持ち続けたい
 そう思う人たちとも出会えて

 行動を起こした自分をほめたいと思います(笑)

 一概に“ノンセクシュアル”だからこう

 という決めつけはよくないし
 ノンセク側も、ノンセク側で
 変に他の世間の人たちから距離を取るのも良くないし
  
 どんな人であれその人がどんな人かを知った上で
 セクシュアルもある種性別と同じように
 オプションでしかないと言ってしまえばそうで。
 自分は生きる上で出会う人たちを人として見て
 どう感じるかを大切に生きようと思いました。
    
 勿論、ノンセクの人たちと話をしていたら
 疲れないし、楽ってのが一番で
 正直めちゃくちゃ有難いのはありがたいです(笑)
  
 あとはネット上だけでなく
 絶対に顔を合わせて話した方がいい!!
 これはほんとに勇気のいる事なんですが
 実際に合わないと始まんないです。
  
 そしてパートナーを探している人は
 同じ価値観を持っていると分かった上で出会えたら
 将来像も描きやすいし、一緒に生きやすい。
  
 ただ、今は世間的な認知も理解も
 全くと言っていいほど無い。

 そんな人たちのためになるような場所にしたいと
 改めて思ったのでした。

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