コラム

自分がノンセクだとカミングアウトした話

2020年5月4日

自分はノンセクシャルなのでは…?

そう、自認しだして
オフ会等に参加し始めたころ、
私は気を許した人たちに

にわ
自分のセクシュアリティについて
カミングアウトをしました。

その背景と結果について
綴っていければと覆います。

Contents

カミングアウトとは

 そもそも、カミングアウトとは

 「これまで公にしていなかった
  自らの出生や病状、

  性的指向等を表明すること」

 と言われています。なので私の場合は
 「性的志向を表明すること」となります。

カミングアウトしようと思ったきっかけ

 自分が同じノンセクの人以外に
 カミングアウトしようと思ったきっかけは
 ありのままの自分について知ってほしい
 そう思ったのが最も大きな理由です。

 特に嘘をつきながら仲良くしてた訳じゃないですが
 ただ、言ってしまった方が楽になるだろうなと。
 そして、こういう総称もあるんだっていうのも
 同時に知ってほしいなと思ったんです。

 ではどんな人達に対して
 カミングアウトしたのか。

カミングアウトをした相手について

 まず、打ち明けた相手は2人だけです。
 1人は学生時代の後輩。
 もう1人は職場の先輩。

 
 後輩に関してはほぼ10年くらいの付き合いで
 ほぼほぼ何でも話し合える間柄でした。
 恋愛観、結婚観について話すタイミングで
 もうこの子ならいっか。
 という軽い感じで話しました。

 
 先輩に関しては、
 服装やアクセサリなど身に着けるものの
 好みがほぼほぼ同じで、
 よく二人でメンズ服などを買いに行ってました。
 とにかく気が合って、口も堅く、超人も良くて
 ただただ人としての信頼が厚かったので話しました。

 二人の共通点としては
 「自分を一人の人間としていてくれる」
 「同じような価値観を持っている」
 この2点を強く感じられたので
 この2人は言っても大丈夫だなと思いました。
 後はほぼ感覚です。(笑)

カミングアウトして良かったこと

 普通、こういう事をカミングアウトする時は
 嫌われたらとか、否定されたらどうしよう
 不安になる事が多いんですが、
 不思議とこの二人に対して
 そういった不安は一切感じなかったです。

 受け入れてくれた事が何より嬉しかったし
 それ以上に二人とも強く共感してくれて
 すごく安心しました(笑)
 類は友を呼ぶ。というのを感じました。(笑)

変わった事

 カミングアウトしてから変わった事は
 特に大きくなく、そのままの関係です。
 ただ、セクシュアリティについての事
 話せるようになったくらいですね。
 日常生活において、面倒だなと
 生きづらいなと思ったことを
 否定することもなく全て共感してくれる。
 それがかなり楽になりました。

気を付けるべき事

 ただ、カミングアウトをするときは
 「相手」を本当に慎重に考えた方がいいです。
 これは当たり前ですが
 きちんと自分の中で心から信頼できる

 そして、こういった
 セクシュアリティについて

 少しでも理解がある人。
 選択した方が絶対に良いと思います。

アウティングについて

 中にはカミングアウトした相手が
 違う相手に勝手に自分の事を悪気なく
 打ち明けてしまう事もあります。
 それがアウティングです。 
 自分のセクシュアリティに関して
 知らないところで拡散されるなんて
 耐えられない程しんどいと思います。
 言った本人の悪意の有無に問わず。 

こういう人には注意!

 カミングアウトをする前に
 いくら心を許しているとしても
 以下に該当する人達には
 注意すべきと思います。
 
・とにかく口の軽い人
・噂話が何より好きな人
・セクマイへ偏見のある人
・めちゃくちゃ恋愛脳の人

 ただ、あくまで個人的意見なので
 その辺りはご了承ください。

まとめ

 誰にいつカミングアウトするも
 もしくは誰にもしないことも
 選択するのは個人の自由です。

 自分は本当にこの人なら大丈夫
 と心から確信している人達へ
 言いたいと思って言って
 結果、よかったなと思っています。

 もし自分の中だけに閉じ込めて
 一人で悩んで苦しんでいる中で
 周りに打ち明けられる人がいるなら
 一度勇気を振り絞って言ってみたら
 良い方向に行くかもしれません。

 意外とあっさりと受け入れてくれる
 または、共感してくれる
 そんな人もいたら楽になりますよ。

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