コラム ノンセク診断

自分が"ノンセクシュアル"を知ったきっかけ

2020年3月16日

ノンセクシュアル”を知ったきっかけ

私がこの言葉に出会ったきっかけは、丁度1年ちょっと前2019年の冬頃です。
ノンセクシュアルという言葉に出会う前は、
自分が周囲と比べて少しずれている?という違和感を持ってはいたものの、
特に誰かに話すことは無く、別にこれでいいやという感じでした。

自分は周りと同じように恋愛に興味を持てない。
・恋人が欲しいと思わない。
・誰かと手をつないだりキスしたいと思わない

・寧ろしたくない。汚い。されている自分が受け入れられない。
等、周りと自分が違うなと感じた、この違和感が
ノンセクシュアルという言葉と出会う1つのきっかけでした。

Contents

ノンセクシュアルを知ったきっかけ~恋愛対象~

 当時は「ノンセクシュアル」という言語を知らず
 恋愛をすることは人として当たり前。
 じゃあ恋愛対象は性別どっちなのか?
 そう思った瞬間があったんです。この考えがきっかけの1つとなりました。

男性を好きだった自分

 ノンセクシュアルの言葉と出会う前、
 学生時代は当たり前に異性に恋愛するもんだと思い

 実際に好きになった人も、できた恋人も異性でした。
 それは当たり前だと思っており、付き合う事は普通だったし
 当時はうれしかったことを覚えています。
 ただ、何かと恋愛的な縛りや行為となると
 耐え難い嫌悪感に苛まれたのもこの時期でした。

女性を魅力的と思う自分

 異性と恋愛することが当たり前と思いながらも
 人として、見た目や中身に魅力を感じるのは
 何故か女優さんアイドル
 女友達が多かったのは事実です。

 そんなこともあり社会人になり、
 もしかすると同性が好きなのか…?と思ったりして
 掲示板やSNSで情報を通じて、やりとりし、
 ある女性と会うことになったのが
 ノンセクシュアルを知るきっかけとなりました。

掲示板で知り合った女Aちゃん

 ある掲示板で出会ったAちゃんは
 ものすごく物知りで色んな用語を教えてくれました。
 その時は世間と同じように
 セクシュアルマイノリティに関しては「LGBT」という用語くらいしか

 理解がなかった自分に対して、
 この場合はこう、その場合はこれ、等
 色々とグループに分ける際の分類名を教えてくれました。
 その1つが”ノンセクシュアル”でした。

初めて耳にする「ノンセクシュアル」

 恋愛感情を人に抱かない「アセクシュアル」
 多数の人を好きになる「ポリアモリー」など
 カタカナの用語が羅列し、
 その時は殆ど記憶に残りませんでしたが

 色んな言語を耳にした私が
 一際気になったのが
 「ノンセクシュアル」という言語でした。

ニワさんはノンセクですね

 自分自身の恋愛観を赤裸々に相談することで
 Aちゃんからはっきりとそう言われ
 その言葉を調べるにつれて自分はこれだ!
 と自認が深まっていきました。

 因みにAちゃん自身もノンセクシュアルの傾向があり
 その時点でかなり波長は会い、
 初めてビアンバーに行ったのも

 この子との出会いがきっかけでした。

ノンセクシュアルとアセクシュアル

 人私は初めに「ノンセクシュアル」という言葉に出会いましたが
 別名で「アセクシュアル(Aセク)」とも呼ばれます。
 性的欲求の無い二つのセクシュアル。

 「恋愛感情」の有無
 に関しては「ロマンティック」の領域の話になります。

どこまでできる?自分の許容範囲

 「ノンセクシュアル」は恋愛感情の有無は別として
 性的欲求は抱かないセクシュアル(と言われいます)
 私自身、正直恋愛もしないし超好き!ともならないんですが
 多少のスキンシップは自分からはしないものの
 人からされることは別に嫌じゃありません。
 勿論される人にもよりますが
 自分が好意的に想っている人からは寧ろうれしいです。

 でも、手をつないだり、ハグしたり、キスしたり
 自分からしたいという欲は沸きません。
 あくまで相手に求められたらできる。程度。
 でも性行為だけは求められてもできない。
 そこが根本的な部分です。

どこまでできる?周囲の許容範囲

 ただ、同じノンセクシュアルの友人でも
 手も繋ぎたい、ハグしたい、キスしたい
 でも行為だけは嫌。な人
 ただ自分は相手を見ているだけで良い。
 そこからその相手をどうこうしたい欲はない。
 でも友達ではない。きちんと好意がある。
  
 そういった境界線や満足度、求めるもの
 それは人それぞれ違う。

 「ただ「性的欲求」が他人に向かない。向けられたくない」だけ。
 人として相手を嫌いとか好きにならない訳ではないです。
 そこだけは知ってほしいですね。

まとめ

 ただ一概にノンセクシャル=コレ
 というものは私はないと思っています。

 自分自身も「ノンセク」という分類があることで
 自分はそこに当てはまってるんだ!という
 安心感は感じられるし、
 こういう風にカテゴリ分けされてるからこそ

 情報発信できる部分はもちろんあるので、
 そこはとても良いのですが

 あまりノンセクだからこう!
 と型にハマるというか決めつけることは
 好きではない厄介な性格でして(笑)

 型にハマってしまうと
 その「型」に目が行ってしまって
 「その人自身」に目がいかなくなるんですよ。
  
 分けるとしたらこの分類だけど
 その中でも大前提として人それぞれ「個性」がある。
 と思ってます。

  
 ノンセクだから仲良くしたい!というよりかは
 その人自身が素敵で魅力的だから仲良くしたい!
 皆がそうあってほしいなと思うわけです。

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