“ノンセクシュアルのオフ会“
そもそも「オフ会」とはなんぞ?な状態の私が
実際に、同じ“ノンセク”のオフ会"に行った話をここに綴ります。
オフ会に行くのも初めてだし
ノンセクシュアルの人と交流を持つのも初めてだし
まさに初めて尽くしでした。でも
それだけはこれからもずっと言えることです(笑)
Contents
そもそもオフ会とは?
まず「オフ会」を経験したことがなかった私。
恐らく何かテーマがあって、
そのテーマに需要や共感を感じた人たちが行く会?という
めちゃくちゃ雑でふわっとした印象でした。
本来は“オフラインミーティング”=“オフ会”らしいですね。
初耳です。勉強なるわ。
オフ会に参加しようと思ったきっかけ
純粋に同じ“ノンセクシュアル”の人と会って
色んな話をしたい!聞きたい!!という一心ですよね。
自分も100%自認している訳でもなかったので
他の人の意見を聞いて、確かめたかったのもあります。
後は普通にこういう価値観が当たり前の人と
普通に友達になりたかったのも1つです。
初めてのオフ会
私にとっての初めてのノンセクオフ会は
その頃、よく行っていたビアンバーで
たまたまオーナーさんに誘われたのがきっかけでした。
まず、ビアン界隈でのお店のオフ会は
“シングルオフ” “〇〇代×〇〇代” “ボイ好き~”
という括りが殆どでしたので、めちゃくちゃ珍しかったし
普段そこまで行動的ではない自分が行動に出たのは
きっと何か突き動かすものがあったんでしょう。
ノンセク同士で違う価値観
初めてのオフ会に勇気をもって一人で参加した我。
少し遅れて店内に入ると既に4名程座ってらして
皆、年齢は20代後半~30代前半と近しい世代。
最初は緊張したものの、お互いのセクシャリティや
価値観についてを話す中で、どれも激しく同意状態で。
なんとまぁ、生きやすい世界だこと。と思いました(笑)
そして同じノンセクでも全く人柄はバラバラ!
それも面白くって!
LINEグループ名は「いたしたくない会」
このネーミングセンスは神だと思いました。
即採用させていただきました。
ほんとに皆いい人。そしてユーモアがすごい(笑
その後のオフ会談
その初めてのオフ会をしたお店でなんとまぁ
2度目のノンセクオフ会があるということで
1度目の時のお友達と参加しました。
2度目のオフ会では人数も少し多く
1人1人の意見を順に聞いていくという
かなりディスカッション的な形式になってしまったので
そのあたりの会話の広げ方は難しいなぁと
少し反省したりもしました。
※残念なことにオフ会開催されてたお店は現在閉店されてしまってます涙
(めっちゃ居心地よくて大好きでした。)
▶議論形式になった!お堅いノンセクオフ会参加談Part2
▶回し役に徹し過ぎ反省!それっきりノンセクオフ会参加談Part3
他でもTwitterで募集していたオフ会にも参加したりして
沢山のノンセクの人たちと話をしました。
オフ会に行って思ったこと
自分でもなんでこんなに積極的に
見ず知らずの人たちとの交流を求めてたのか。
きっと自分に対しての違和感をどこかで払拭したかった
んだと思います。
自分だけじゃないんだって。
実際に顔を合わせて言葉を聞いて
そう思いたかったのだと思います。
皆違って皆良い
正直これはセクシュアリティに限ったことでなく
年齢とか性別とか
もう全部取っ払って言える事です。
ただ、自分たちのようなマイノリティな
“ノンセク同士”でも、考え方や価値観は
ほんとに人それぞれで
自分の意見を強要するのではなく
人の意見を吸収しながら、共有し合えるのが
一番美しいなと思いました。
セクシュアリティは二の次
オフ会に参加して
共通の考え方を持ち話しやすい事は勿論ですが
それ以前に人として魅力的に感じる人もとても多く
普通に人対人として、いい関係を築きたいと
そう思える人たちと出会えたのは大きな財産です。
正直、大人になってから友達作るのって
相当難しい事だと思うので(笑)
まとめ
私と同じように自分がノンセクなのかもしれない、、、
ともやもやっと自認し始めた段階で
自分と同じような人たちっているんだろうか
どんな人たちが同じようなもやもやを抱えてるんだろう。。
いや、でもここまで悩んでんのかな、、、
取り合えず一度会ってみたい…!
と興味を持つ方がいたら
そういう機会があればどんどん参加した方が良いです!
このマイノリティな部分は表立って言えるような世の中ではないし
無理に自分の中だけにため込んでしまって
自分は周りと違って変なんだ…と悲観的になってしまう事もあるかと思います。
でも、案外外に出てみたら
同じような気持ち、価値観を抱えている人は多いです。
行動するのには勇気がいることですが
出会って仲良くなってしまえば
ほんっとーーーーに居心地の良い仲間です(笑)
ただ、母数としては”ノンセク縛り”のオフ会は
かなり数は少ないと思います(自分の知ってる範囲だけでは
私も今後は一室で茶をしばきながらゲームをしながら
まったりできる場は設けたいなと思っています。
どれだけ需要があるかはわかりませんが、
救いの場、憩いの場、発散の場になれるような
そんなコミュニティがもう少し増やせるよう努めていきたいです。