アセクシャルの思うパートナー探しや婚活や結婚とは？について今回は話していきます。他人に性的欲求が湧かないと言われているアセクシャルの人の中にはパートナー探しや婚活をしたり、結婚願望を抱いている人は少ないんじゃないか、そう思う方も少なくはないかと思います。
ただ、アセクシャル、ノンセクシャルだからと言って一概にパートナー探しや婚活に興味もなく、結婚願望も無い！という訳ではないです。私も実際に何度かオフ会に参加し、同じアセクシャルの方々と話す中で、パートナー探しや婚活、結婚願望に対して人それぞれ様々な意見があったので、そこも踏まえて話していければと思います。
Contents
アセクシャルの思うパートナー探しや婚活について
アセクシャルの思うパートナー探しや婚活についてですが、アセクシャルはあくまで他人に性的欲求を抱かない、また抱かれることに嫌悪感を抱く、というだけで、だからといって必ずしもパートナーが不要で、結婚や婚活に興味がない！という訳でもないようです。
アセクシャルを自認している身からすると、私自身は別に結婚願望も無く、婚活なども今後することもないかなぁと言ったところで、、ただパートナー的存在はいつかは欲しいなと思う所存です。こういった要望も言ってしまえばピンキリだとは思います。
ではパートナー探しや婚活等、それぞれに焦点を当てていきたいと思います。
アセクシャルの思うパートナー探しや婚活について～パートナー探し編～
アセクシャルの思うパートナー探しや婚活について～パートナー探し編～、まずはアセクシャルの思うパートナー探しについて考えていきたいと思います。アセクシャルの人、そうでない人、そして現在パートナーという存在が居ない方、パートナーは欲しいと思いますか？
私は自らノンセクシャル、アセクシャルと自認し、アロマンティック～デミロマンティックの間を彷徨っておりますが、やはりパートナー的存在は居て欲しいなと思っております。孤独に生涯を終えるのは辛いし、心の支えになる人、支えになれる人がいると嬉しいじゃないですか。
かといって、パートナーが同じアセクシャルでないといけないかとか、男性か女性か性別はどうだとか、恋愛的なスキンシップは必要かどうかとか、その辺りの条件は人それぞれだと思います。
過去にパートナーについて書いた記事もあるので見てみて下さい。「ノンセクシャル」でもパートナーは欲しい！その心情とは
アセクシャルの思うパートナー探しや婚活について～婚活編～
アセクシャルの思うパートナー探しや婚活について～婚活編～次にアセクシャルの思う婚活について考えていきます。パートナー探しと同じように婚活に関して、同じノンセク、アセクシャルの方はどう思いますか？中には既婚者の方もいらっしゃると思いますが、未婚の方で婚活をされている方も中にはいらっしゃると思います。
自分もノンセクシャル、アセクシャルと自認する前は合コンや、街コンなどに参加して結構しんどい思いを味わった事もあります(笑)自認した後は完全に結婚に興味がなくなって、出産願望も無いため婚活はめっきりしなくなりました。
今では色んな場所で婚活に対しての広告を目にして、少し億劫な気分になりがちですが(笑)セクマイの方でも婚活している人はいるだろうし、幸せは人それぞれだし、相手に求める条件を明確にする事でスムーズな婚活ができるのかなぁと個人的には思ったりもします。
アセクシャルの思う結婚について
アセクシャルの思う結婚について、パートナー探しや婚活、そして結婚自体について考えていきます。世間的な幸せの1つとされる「結婚」。私自身も色んな友達、先輩、後輩の結婚式に参列してきましたが、とても素敵な空間で、自分自身も幸せな気持ちになれる。これが結婚かぁ～と何度も幸せを分けていただきました。
ノンセクシャル・アセクシャルと自認する前、学生時代とかは自分も結婚することが当たり前と思って生きてきてましたが、徐々にその当たり前も崩れてゆき、結婚ってそんな良いものなのか？と思うようになり(笑)出産願望にも強く関与してくる部分もあると思いますが、自分にはその願望も無い事も大きいのかなと思います。
ただ、色んなアセクシャルやセクマイの方の意見を聞くと、そもそも結婚したくとも出来ない人、結婚をして夫婦となる事自体が目的の人、結婚はしたくないけどパートナーは欲しいという人、状況も意見もそれぞれです。結婚がすべての人にとっての幸せとは私は一概には言えないのかなとも思います。
今のご時世では結婚することが当たり前の幸せだけど、これからはもっと様々な幸せの形が選択肢として存在するようなそんな世の中になってほしいし、自分自身もそんな世の中を創る一員になれればなぁと思います。
以上が、アセクシャルの思うパートナー探しや婚活や結婚とは？についてでした。アセクシャル・ノンセクシャルのパートナー探しや婚活・結婚に関して色々と個人の意見も踏まえ話してきましたが、必ずしも「結婚」という形に拘らずとも、誰かと何かしらの関係性を築いて一緒に生きていく、或いは一人で自由に人生を謳歌する、人によって幸せの価値観はそれぞれです。誰かが決めつけるものでもありません。
かと言って、性的や恋愛的な欲求が人よりも少ないからと言って、人との繋がりは全く求めていない、という訳でもなく、将来的にパートナー探しをした後に、良き理解者としてパートナーが欲しい人もいれば婚活をし、結婚をしたいという人もいると思います。
セクシャルマイノリティだからこう、マジョリティだからこう、そういった決めつけや当たり前が良い意味で無くなる、今よりも薄くなることで生きやすくなる人もいるのではないかと少し思ったりもしました。